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肺炎の治療法

肺炎の治療はどのように行われるのか

風邪と同じような症状とはいっても肺炎は利用するお薬、治療法に関しても全く違います。
安易に自己判断してお薬を飲んで症状が悪化してしまう事もありますので、医療機関で見てもらう方が安心です。

肺炎は種類が多く、インフルエンザ菌やマイコプラズマ、肺炎球菌など様々です。
肺炎の治療はその原因となっている菌が何か?という事を突き止めることが大きなポイントとなっているのです。
痰や尿、血液の検査などを行い、レントゲン撮影等で状態を確認し、原因を突き止めてから利用するお薬、治療法などを決めていきます。

基本的には抗菌薬を服用する薬物療法です。
そのため、症状が軽いうちに医療機関を受診すればお薬だけで治療可能となる事も多いのです。

肺炎で利用する薬物の種類

肺炎の治療で利用するお薬は、原因が何かによりますが、肺炎球菌や連鎖球菌などが原因で肺炎になっている場合、βラクタム系抗菌薬を利用します。
セフェム系やペニシリン系のお薬です。
細菌の細胞壁の生成を阻害し菌類を死滅させます。

マイコプラズマ、クラミジアなどが原因で肺炎となっている場合、βラクタム系抗菌薬は効果がありません。
そのため、最近が活動するために必要な蛋白質の合成を阻害するマクロライド系、細菌の遺伝子に関与し増殖を抑制するキノロン系の抗菌薬を用いて治療します。

検査によって病原菌を特定することが難しいという事もありますので、レントゲンの結果、肺が白くなっているという場合には、ウイルス以外の病原体による肺炎の可能性を考慮し抗菌薬を投与します。
咳はあるけれどしつこい痰がない、という場合、またレントゲンにも肺の異常がないという場合、その他の病気が考えられるため、抗菌薬等は利用しません。

ハイリスクに入る方への治療

著しい恒例、また肺の病気を既にお持ちの方は、ハイリスクな患者さんとして治療します。
こうしたハイリスクの患者さんの場合、ウイルス感染から二次性に移行し細菌性肺炎を引き起こす事もあります。
その可能性を疑い、抗生物質を投与するという事もあります。

通院か入院か

肺炎が疑われる場合、重症度を調べ、肺や腎臓、心臓などの働きをみます。
通院で済むこともありますし、入院治療が必要という事もあります。
重症という事になれば、入院が必要となります。

特に高齢者の場合、急に症状が変わる事もありますので、免疫力が低下しているという事も考慮し、入院を優先して行う事も多いです。
高齢な方は肺炎ワクチンを接種し、とにかく予防を考えていくことが必要です。
症状ががない、熱がなくても倦怠感があるという場合などは医療機関を受診し、検査、治療を行う事が大切です。