ボタニカルアートを楽しむ
ボタニカルアートを学んで楽しくお絵描き
ボタニカルアートとは、植物画のことを指します。
植物そのものの絵を始め、断面図や、アップした図など、植物に関して描かれた芸術作品のことを、ボタニカルアートと呼ぶのです。
また植物と一口に言っても種類は豊富で、花の絵を始め、野菜の絵、木の絵、葉っぱの絵なども、ボタニカルアートのカテゴリーに含まれるでしょう。
ボタニカルアートの歴史は深く、15世紀から16世紀にまでさかのぼると言われています。
当時新しく発見した植物や野菜などを、記録として後世に伝えるために描かれたものがボタニカルアートとして知られ、未だにその文化が根強く残っているといえるでしょう。
近代におけるボタニカルアートも、植物や野菜を丁寧に見たままスケッチしたものがほとんどですが、近年では、抽象画風にして楽しんでいる芸術家もいます。
このボタニカルアートのとらえ方が自由化しており、アイデアによって、いろいろと楽しむことが出来るといえます。
ボタニカルアートは独学でやる方も多い
ボタニカルアートを教えているカルチャーセンターや教室もありますが、ボタニカルアートを、独学で学んでいるという方も少なくありません。
さらにボタニカルアートの場合は、描く対象が、スーパーに行けば揃えられたり、花屋さんで購入することが出来る手軽さがあるため、自宅で趣味として取り組みやすいのです。
たくさん描くうちにどんどん上達していき、満足のいく仕上がりになった結果、教室などに通わなくても、十分楽しめると感じる方が多いといえるでしょう。
ボタニカルアートは、様々な角度から植物を描くことも出来ます。
例えばたまねぎの場合、外皮をむかずに描いた場合、皮をむいて書いた場合、断面図と、全く違った姿をしているため、色々な種類の絵を描くことが出来るのが魅力です。
このようにボタニカルアートは、自分が描きたい部分を描きたいように描くことが出来る点が、大きな魅力といえるでしょう。
ボタニカルアートを絵はがきにする方も!
ボタニカルアートを使って、絵葉書を作成するという方も少なくありません。
繊細で美しい印象のボタニカルアートは、どんな場面にもぴったりと言えますので、日常生活に取り入れやすいといえるでしょう。
ボタニカルアートを使った絵葉書はもちろん、ボタニカルアートのしおり、ブックカバーなど、様々な作品を作ることが出来ます。
自分のお気に入りのボタニカルアートを使った作品を使えば、それだけでとても楽しい気分になれるでしょう。
ボタニカルアートはこのように、描く際はもちろん、それ以外にも色んな楽しみ方があるアートですので、アートを楽しみたい方には是非おすすめとなっています。