陶芸を楽しむ
定年後に始めた場合のメリット
趣味として定年後に陶芸を始めれば、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、陶芸を定年後に始めた場合のメリットについてご紹介しましょう。
生活を陶芸品が彩る
生活を自分が作った陶芸品が彩ることがメリットです。
花を生ける花器、食事をするための器、アクセサリー、お茶の道具など、自分で生活を彩るものを手作りしてみましょう。
生活においてこのようなものと触れ合うことは、大切に自分の毎日をすることであると、体感することができるはずです。
例えば、皿の上の食べ物にのみ若い時は目がいったでしょう。
しかしながら、血圧や体脂肪のことを注意する必要がある年齢になって、器にもようやく目がいくようになります。
器によって食事は見た目にも美味しくなります。
旅の楽しみが多くなる
旅の楽しみが多くなることがメリットです。
やきものの里が全国各地にあります。
いろいろなやきものが、その土地で採れる粘土の性質によって生まれて発展してきました。
陶芸体験できるような窯場も中にはあります。
器を地元の粘土で作ってみれば、味わいのそれぞれの違いを体感することができます。
やきものを作るような人は、お酒と美味しいものには目がありません。
話をちょっとして仲良くなれば、地元の人がよく行くお店などを教えてくれるでしょう。
やきものの里、温泉、酒蔵などを組み合わせると、間違いなく大人の上質な時間を過ごすことができます。
観光のみでなく、旅は心に残るようなものになるでしょう。
一日中ご主人が自宅にいる鬱陶しさから逃れられる
奥さんの立場から言えば、一日中ご主人が自宅にいる鬱陶しさから逃れられることがメリットです。
陶芸教室に入った動機として、定年になった場合には趣味をきちんと持ってくださいと奥さんから言われたため、というような人もいるそうです。
陶芸をご主人が始めた場合には、自宅にいなくなることだけでなく、他にもメリットがあります。
例えば、自宅に自分が作った器を持って帰るようになります。
まだ、上手とは決して言えないものでも、味がそれなりにある器です。
器を褒めてあげると、ご主人は有頂天になるでしょう。
奥さんに名作を割られては大変ということで、頼まなくてもお皿を食事の後には洗ってくれるでしょう。
定年まであと数年になったようなご主人がいるのであれば、手遅れにならないように、陶芸教室をそろそろすすめてみるのもいいのではないでしょうか。