糖尿病の治療法
初期は運動療法と食事での治療。進めば薬物での治療
糖尿病の治療法としては、初期の段階であれば運動療法と食事療法になります。
糖尿病が進んだ段階になれば、薬物療法になってきます。
食事療法
糖尿病であると診断された場合には、食事療法によって普段の暮らしに応じた食事を摂る必要があります。
糖尿病の食事として、摂ってはいけないようなものはありません。
しかしながら、食事は自分に適した分量のものにして、全ての必要な栄養素を工夫して摂るようにしましょう。
食事はバランスのとれたものになるため、一緒に家族と摂ることができます。
なお、糖尿病の食事の内容については、医師の指導に従うようにしましょう。
運動療法
運動療法の場合でも、食事療法と同じように、自分に適した運動のメニューを医師の指導に従って作成します。
激しい運動を、糖尿病の場合には急にするといけません。
また、運動量が不足しすぎても効果が期待できません。
薬物療法
薬物療法の主なものとしては、血糖値を低下させるための飲み薬である血糖降下薬というものと、インスリン注射というほとんどインスリンが分泌されない場合や不足している場合のためのものがあります。
1型糖尿病の場合には、薬物療法が必要になります。
そして1型糖尿病の場合には、インスリンを体内で作ることができないので、インスリン注射が必ず必要になります。
この他の型の場合でも、薬物療法を運動療法や食事療法を継続しても効果が出ない場合は行います。
どちらの療法の場合でも医師に相談しないで、勝手に多く使用したり、止めたりしてはいけません。
調子が薬を飲み始めてから悪くなったような場合には、医師に必ず相談するようにしましょう。
なお、糖尿病の治療の場合は、専門医に必ず相談しましょう。
子供の2型糖尿病
一方、子供の2型糖尿病が近年は多くなってきています。
というのは、子供の場合も、大人の場合と同じように清涼飲料水によって糖分の必要なものを摂っており、また、ほとんどのファストフードなどでも、甘い食べ物や脂っこい食べ物を摂っているからのようです。
さらに、運動不足が近年重なって、子供の糖尿病が多いのでしょう。
糖尿病の防止
糖尿病を防ぐためのタウリンには、すい臓の機能をアップし、インスリンの分泌が良くなる作用があると言われており、糖尿病を防ぐためにいいとされています。
原因として、糖尿病・高脂血症・高血圧などには、タウリンとマグネシウムが関係していることが研究によって判明しているそうです。
マグネシウム・タウリンが含まれている代表的な食品としてはカキがあります。